借りれる消費者金融を徹底解剖。各社の比較も。

改正貸金業法の主なポイント

貸金業法とは、
消費者金融などの貸金業者の業務について定められている法律です。
近年、長引く不況の中、
返済しきれない額の借金に苦しむ多重債務者が増加し、
社会問題となっています。

こうした問題を解決するため、平成18年に貸金業法が大きく改正され、
平成22年にこれが完全施行となりました。
この改正貸金業法のポイントはいくつかありますが、
その一つが総量規制です。
これは、借入総額が年収の3分の1を超える場合には、

新規の借入れができなくなるというものです。
それから、上限金利が引き下げられたというのも大きなポイントです。
これまでは、金利に関する法律は出資法と利息制限法の二つがあり、
それぞれ上限金利が異なっていました。

しかし、今回の貸金業法の改正により、出資法の上限金利が引き下げられ、
上限金利は利息制限法の水準である15%から20%となりました。
この上限金利を超える金利での貸付は、刑事罰の対象となります。
また、貸金業者に対する規制が強化され、
貸金業務取扱主任者を営業所に置かなければいけないようになりました。

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