借りれる消費者金融を徹底解剖。各社の比較も。

ローンと上手に付き合っていく生活

phm20_0659-sおまとめローンというのは、
複数ローンを抱えている人にとって、
ローンを1本化できる
画期的な金融商品であると言えます。

しかしながら、全く問題点がない
というわけでもないのです。
かつて金融庁から警告が出たという事例もあります。
その内容としては、保証会社となっているのが
信販会社や消費者金融などの場合が多く、

延滞が続くことで保証会社から返済を求められ、
縁が切れたはずの消費者金融だったと驚く消費者がいたというものです。

このケースでは、おまとめローンにしたにも関わらず、
延滞をした契約者に問題があるという点は大いにありますが、
保証会社の説明が足りていなかった
金融機関側にも問題があるということでした。

その他の例としては、1本化したにもかかわらず、
毎月の支払負担が増えたという事例もあるようです。
返済額がまとめる前より減っている分、
その減額した返済枠で別の会社から借金をしてしまうのです。
これも問題は契約者に大いにありますが、
金銭的に余裕ができたと勘違いしてしまう
要因を作ってしまっているというのです。
この2事例を踏まえたうえで忘れてはいけないことは、
おまとめローンへ借り換えたということは、

今までの借金がなくなったわけではないという、
当たり前のことです。
月々の返済額が軽減されたとしても、
返済しなければならない金額は同じである、
そのことをしっかりと理解する必要があります。

本来であれば借金をしないで生活をするのが
一番理想的ではありますが、
どうしても必要で、他に方法がないときに、
ローンを利用するようにしましょう。
そのローンは将来的に自分に入る予定のお金を、
先に使っているということをしっかりと自覚することが重要です。

金融機関に審査を申請する前に、
自分自身で客観的に「この金額は本当に必要か」
「金利を含めて、どのくらいの期間で返済できるか」
「貸し手だった場合、自分に貸したいと思うか」
といったことを考えるようにしてください。

身の丈に合った生活を心掛けるだけで、
ローンをしないでいい生活を送ることができるようになるかもしれません。

ローンは借金である、借金は返すものである。
この基本を忘れないようにして、
ローンは必要最低限にしたいものです。

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